神戸に住む
来春から働くので、引っ越そうと思ってた。
本当のことを言うと今の京都の家から会社に通うこともできないことはないし、実際同期のみんなは本配属で、地方になることもあるかもしれないということで、とりあえず学生時代の下宿のままにしておく人がほとんどみたい。
けれど、なんかけじめを付けたいという気持ちと一級建築士とかスケジュール的なことを考えると今引っ越しをしておきたいと思った。
どこに住むかという問題
住む場所は会社のあるところは便利なところなので、京阪神のどこに住んでも通勤は便利で何も困ることはない。
ということは、逆に言うと、どこにでも住めるということで選択肢はとてつもなく多い。
例えば、大阪だったら、市内のどこでも住めるし、京都だって京都駅か河原町とかターミナル駅のそばであれば、通勤に1時間もかからないだろう。なんだったら、高級住宅地の芦屋にだって、住んでもいいくらいだ。
神戸に住む
そう考えた時、住みたいなって思う場所が一つあった。
神戸だ。
神戸ってまず、イメージがいい。適度に繁華街で、なんとなくオシャレそうで、何より海に近いし、山もある。
京都に住んでいて、京都は寒さが身にしみるのがつらかったりと、嫌なところもあるけど、基本的に好きな街だ。生活のそばに、川や山があるのがいい。普段は意識することはあまりないけれど、ふとした瞬間にとても贅沢な気持ちになれる。これは生まれ育ったところにはない魅力である。
家を探す
いろいろわがままを言って、不動産屋を困らせながらも、家を決めた。歩いていないので、本当のところはわからないけれど、駅からもgoogle mapで7分くらい。駅前には大きなショッピングモールもあるし、そのショッピングモールからは海が一望できる。
あと、驚いたのが設備の進化。新しい家には、今の家にはないもので、ワンルームでもお風呂の追い炊き、乾燥機、二口コンロと魚焼グリル、洗面台、ウォークインクローゼット、窓の電動シャッターなんてものまで付いている。
家賃は新入社員でもやっていける程度。今の家よりも少し高いけれど。
とりあえず、寸法は取ってきたので、CADで図面にして家具の配置とか決めようと思う。
まだ、実感はわかないけれど、こんな風景が生活になるはずだ。
逆にいうと、今の京都の生活はもう終るわけだ。さすがに名残惜しいけれど、よく考えたら思い立ったときにすぐに行ける距離感だし、あまり問題ない気もする。あと、個人的な楽しみとしては、泊まりで京都に来れるということ。
あこがれの俵屋をはじめとして、都ホテルの佳水園やオテルド比叡や一度泊まったことあるけど、宝ケ池のグランドプリンスだってすごく安いし、いろいろ泊まってみたいと思う。
別の距離感で接したら、見えるものも変わってくるんじゃないか。
神戸で思ったこと
それにしても、神戸。驚いたのが、タワーマンションの多さである。
これを見ても、中央区の狭い範囲だけで、すでに20棟以上建っているし、今でも歩いていて目に止まっただけでも、地所レジデンス、伊藤忠都市開発、大阪ガス都市開発、が工事をしていたし、三井レジデンスが元町の辺りでマンション建設予定地と大きく書いた土地があった。
都心部にタワーマンションが多くあるのは全国的な流れであるけれど、ここまで多いのは珍しいのではないか。確かに、高いところ住んだらすごく眺望良さそうだけど。
需要は阪神間の豪邸に住んでいるようなお年寄りとかがしんどくなって、、、とかかな。いろいろと見込めそうではあるけれど。
しかし、これからはどうなるか、というのは問題かもね。いろいろ可能性はありそう。
とりあえず、この街ともっと長く付き合ってみたいと思う。